
伊豆半島の一大バス拠点 修善寺駅
伊豆箱根鉄道に直通する踊り子に乗って修善寺駅へやってきました。
伊豆半島のど真ん中に位置する当地からは伊東や下田、西伊豆など各方面へのバスが出ています。
東海バスは乗車券を買うとおトク!
もちろんバスなのでそのままお目当てのバスに乗り込んでもOKですが、時間があるなら窓口で乗車券を購入しておきましょう。
というのも、ふつうバスは途中で降りるとその都度精算となり、再度乗る場合は改めて下車地からの運賃を支払う必要がありますが、東海バスでは途中下車指定地というものを定めており、そちらで途中下車するぶんには出発地から最終目的地までの乗車券で乗り通せるのです。
たとえば修善寺から土肥金山を経由して堂ヶ島まで行く場合、普通に乗れば修善寺駅→土肥金山・土肥金山→堂ヶ島の運賃(計2450円)が必要ですが、あらかじめ乗車券を買っておけば修善寺駅→堂ヶ島の運賃(2070円)だけで済みます。
あなたと越えたい天城越え
ではさっそく乗車券を買って途中下車しながら旅をしてみましょう。今回は修善寺駅から天城峠を越えて河津駅へ向かいます。
圧巻!河津七滝ループ橋
天城峠は雨が降っていたので降りずに通過。峠をトンネルで抜けて下っていくと、バスは急にぐるぐる回りはじめました。この駐車場にありそうなぐるぐる道は河津七滝ループ橋といい、地震による土砂崩れで寸断されてしまった道の代替として建設されたそうです。春になると橋の下に桜が咲き乱れるのだとか。
河津七滝で途中下車
峠を越えたら雨も上がったので、河津七滝で下車してみます。名だたるスポットだけあって(?)もちろん途中下車指定地。乗車券を提示すると一瞬の間もなく運転士さんがどうぞとやってくれました。途中下車制度はきちんと浸透しているようです。
まずは七滝のなかで一番下流に位置し、最大の落差を誇る大滝へ。滝の近くは天城荘の敷地となっていて利用者しか立ち入れませんが、この距離でも十分な迫力があります。
ほかの6つの滝も巡り、お昼にします。河津といえばやっぱり名物はわさび丼です。私は食べなかったのですが(おい)、よっぽど辛かったらしく食べた同行者は悶絶していました。
再びバスへ
河津七滝から再びバスに乗車し、20分弱で終点河津駅に到着。乗車券を運転士さんが持っていた袋に投入してバス旅は終わりです。
今回は途中下車一回だけでしたが、特に回数制限は設けられていなさそう。いずれは二度、三度、さらには別路線に乗り継いで伊豆半島を路線バスで楽しみ尽くしたいですね。